***秋津屋の張子面の作り方***
(カッコ内は6枚同時、気温20℃の場合の所要時間)

 

雌型を作って張子紙を貼り込むのが秋津屋の張り子面の特徴です。

手間がかかりますが、雌型から抜くことで原型を繊細に再現できます。

 


原型作成(1〜5ヶ月間)

土台製作〜石粉粘土で盛りつけ〜乾燥〜彫刻〜盛りつけ〜乾燥〜彫刻〜盛りつけ〜……

ヤスリがけ〜保護スプレーがけ〜乾燥
あるいは油粘土による造型

雌型作成(7日間)

油粘土で土手を作る〜石膏がけ〜乾燥〜補強材入れ石膏がけ〜乾燥〜厚み検査、レタッチ〜乾燥〜柿渋処理

張子紙作成(1日間)

書道用紙をミキサーがけ〜紙すき〜乾燥(張子紙3枚で仙狐面1面分)

雌型に張子紙を貼る(2日間)

離型剤を擦り込む〜1層目貼り〜2層目貼り〜乾燥

抜き、バリ取り、穴あけ(3日間)

抜き〜糊がけ〜乾燥(初回はこの時点でバリを取り最終の形の検査、顔にフィットしないなどの不備があれば原型からやり直し)〜厚み検査、レタッチ〜乾燥〜バリ取り〜切り口の紙貼り処理〜乾燥〜柿渋塗り〜乾燥〜穴開け

胡粉がけ(1週間)

胡粉を準備する〜胡粉がけ(3回、各乾燥)〜ヤスリ〜胡粉がけ(2回、各乾燥)〜ヤスリ

着彩(3日間)

着彩〜乾燥〜保護スプレー〜乾燥

紐付け(半日間)

房作りは別途半日

完成

パッケージング

※これはあくまで秋津屋の製作方法です。無駄な過程があるかもしれません。
面倒が多い方法なので、この通りにお作りになることはあまりお勧めできません
※より合理的で丈夫に作れる方法を研究しております。ときどき内容が変ります。
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